💡 GCP:Ground Control Point ドローンデータを活用した測量、土量計算など明確な座標値が必要な場合には、GCP作業が必要になります。単純な現場モニタリングなどには座標系GCP作業をスキップしても構いません。ただし、GCPがない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
⚠️ [GCPを設定しない場合の問題]
- 高度情報(Z軸)が現場に合わない任意の値で出る (例:現場の実際の高さは60m、しかしドローンデータの高さは-110m)
- 同じ現場でも、データごとの座標が異なる
- モデリングのクオリティ低下 → 測量の誤差が大きくなる
GCP作業前の確認事項
EPSGコード
- GCP作業を正しく行うため、GCP地点を測量する際に使用したEPSGコード(座標系)が必要です。
- EPSGコードとGCP測量に使用したコードが異なる場合は処理できません。
GPS測量機器を用いて4ヶ所以上のGCP地点を測量
- メイサプラットフォームで正確な(誤差の少ない)モデルを作成するには、少なくとも4ヶ所以上のGCPセッティングが必要です。
- 各GCP地点が現場内部を囲む形で配置するのがいいですが、現場のドローン撮影範囲を外れてはいけません。
GCPマークがドローン画像で計画に撮影されたか確認
- 遠くから識別できるマークが必要です。標識を作って利用することもでき、標識の生成が難しい場合には明確に識別できる周辺環境を利用することもできます。 (マンホール、道路マーキングなど)
- 画像でGCPメークが明確に見えないとGCPとして利用できません。
GCPマーク例
GCPマーク例
GCPを含めた画像の枚数が多いほど正確
- GCPマークを含めた画像が少ない場合、誤差が生じやすいです。
GCPファイルが正しく作成されているか確認
- [形式表示] でGCPファイルが正しく作成されていることを確認します。
GCPファイルのアップデート
画像をアップロードした後、右下の「次」ボタンをクリックすると、「GCP補正」段階に進み、GCP補正作業を行います。
GCP補正前の画面
GCPファイルのアップロードおよびEPSGコード(座標系)の設定
- GCPファイルが様式に合っているか確認した後、アップロードを進めます。
- GCPファイルは、csvまたはtxtファイルでアップロードする必要があります。
- GCP測量に使用した座標系を選択した後、GCPファイルを追加します。
既存のGCPダウンロード
既存GCPファイルをダウンロード
- GCPに修正がない場合は、前のプロジェクトで右上のダウンロードボタンをクリックし、GCPをダウンロードして活用することができます。
GCPの新規作成
GCP csv 例
GCP txt 例
- GCPを修正する場合、上記のようにcsvまたはtxtファイルで作成する必要があります。
- GCP, X座標, Y座標, Z座標順に作成する必要があります。
🚫 EPSGコードが間違っていたり、GCP資料にエラーがあったり、現場と異なる座標を設定したりすると、GCPアップロードができません。
GCPファイルアップロードエラー
GCPマーキング
GCPエディタ作業は次のように行われます。
- 測量を終えたすべてのGCP地点を画像から見つけ、正確な地点にマウスカーソルを置き、右クリックすることでマーカーが追加されます。
- 「GCPリスト」にリストされているGCPを1つずつクリックして、画像にマーキングします。
- 「GCPリスト」でGCP地点が含まれたすべての写真についてマーキングします。(GCP1ヶ所あたり少なくとも3個)
- 「GCP自動推薦」機能を使用すると、マーキング作業がより速くなります。
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GCP画像リストに記載されている画像のうち、少なくとも1ヶ所にマーキングした後、「GCP自動推薦」ボタンをクリックしてください。
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最大2分程度の分析後、残りの画像に対してGCP位置を推薦します。
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緑色のマーカーは、「マーキング済みの画像」、黒色のマーカーは、推薦機能が適用された「マーキングが必要な画像」を意味します。
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- GCP地点を含めた画像をすべて処理した場合、「GCPリスト」から次のGCP地点を選択し、上記の作業を繰り返します。(少なくとも4つ以上GCP推奨)
- すべてのGCP地点に対するマーキングが終わった場合、右上の「マーキング完了」ボタンを押してGCPエディタを終了します。
⚠️ [GCP使用注意事項およびTip]
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GCP地点はドローン撮影時に障害物で隠れない位置を選択します。
例)1m以上の高い壁、木、電線などGCP地点を隠せる物体
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GCP地点は、できるだけ広く平らな地面の上に設置します。
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現場の大きさによって必要なGCPの数が異なる場合があります。
(現場のサイズは相対的で、現場の担当者に連絡して確認してください) -
各GCP地点間の距離は短いほど有利であり、現場を囲む形で配置しますが、現場の端に設置するとGCP地点を含めた画像の確保にはよくなしです。
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予備GCP地点を1~2ヶ所ほど追加取得することを推奨します。
(GCP地点が流失される場合に備える) -
GCP地点の写真を別途撮影しておくと、GCPエディタの作業時に便利です。
(周辺が見えるように測量機器を持って立っている姿など) -
高低差がひどい区間は、GCP間隔に関係なくGCPを取得した方がいいです。
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メンテナンスの利便性のため、できるだけ流失されにくい場所に設置することを推奨します。