▎土工集計表とは
ドローン撮影日を基準に、現況高と計画高を比較し、区域ごとの土工事作業量を管理できる機能です。また、数量を表データとして出力できるため、残土量や過去との作業量比較を簡単に確認できます。
この機能を活用することで、全体の土工作業の進捗を効率的に管理することが可能になります。
ℹ️ ご案内
- ご準備いただくもの:GCPマーキング済みの現場データ、計画高ファイル、施工管理計画
- 出力される成果:数量内訳書、詳細集計表
▎土工集計表の作成方法
1. 施工管理計画ファイルの追加
土工集計表を作成するには、区域ごとに分割された図面が必要になります。
(図面ファイルを使用して面積を追加するイメージ)
・「+ファイル追加」ボタンからdxfファイルをアップロードしてください。
2. 施工管理計画:工事区域の修正および計画変更履歴の管理
・アップロードした施工管理計画のファイル名をクリックすると、詳細情報を確認できます。
・土工事が完了した区域は、作業完了として設定でき、各区域ごとに完了日を指定できます。
・「完了日選択」をクリックし、カレンダーから完了日を選択してください。
・完了処理が行われた区域の土量は、適用日時点以降、土工集計表の項目から除外されます。
・「施工範囲を追加」ボタンから新しい区域を追加できます。
・工事区域の作成方法は、面積ツールの面積追加方法と同じです。(左クリック:ポイント追加/右クリック:作成完了)
・既に作成された区域を選択すると、詳細区域の修正が可能です。(「+」をクリック:ポイント追加/ポイントをクリック:範囲修正)
・工事区域の追加や変更があった場合、新しい施工範囲計画として保存でき、変更履歴にも自動で記録されます。
・「変更履歴」ボタンから、施工管理計画の変更履歴を右側で確認できます。
・最も最新の施工範囲を基準に土量が計算されます。
・施工範囲を変更前の状態に戻したい場合は、復元したい施工範囲が一番上に来るよう、保存された記録を削除してください。
3. 計画高ファイルのアップロード
土工集計表を作成するには、計画高ファイルが必要です。
|
ℹ️ お問い合わせ |
4. 土工集計表の日付指定
・施工管理計画と計画高のファイルがあれば、土工集計表を作成できます。
・「土工集計表」ボタンをクリックし、土量を確認したい日付と基準面を選択した後、「確認」ボタンを押して土量計算を開始してください。
(*「確認」ボタンをクリックした後にウェブページを閉じても、計算は自動的に実行されます。)
|
⚠️ 注意事項 |
▎詳細集計表
・選択した日付の中で最も古い日付の現況高と計画高(地盤)を基準に、土量を比較できます。
(選択した日付が多い場合は、横スクロールが発生します。)
・右上の「エクセルファイルでエクスポート」ボタンをクリックすると、画面上の表をエクセル形式でダウンロードできます。
・右上の「+集計表で抽出」ボタンをクリックすると、詳細集計表を要約した内訳書形式でデータを抽出できます。
補足説明
1. 施工管理:適用された計画高(地盤)のファイル名、施工管理計画の履歴情報、各区域が表示されます。
2. 計画数量:ユーザーが設計段階で算定した数量です。(詳細集計表の数量計算には影響しません)
3. 残土量:選択した日付のうち、最も新しい現況高から計画高を差し引いた値です。
4. 日付別の合計:選択した日付全体の搬出量の合計です。
5. 以前の日付対比の搬出量:選択した日付の中で、直近の日付と搬出量を比較した値です。(最も過去の日付には比較対象がないため、0として表示されます)
| 【計算式】 該当日付の搬出量=(直前の日付の現況高-計画高)-(該当日付の現況高-計画高) 例)8月8日の搬出量=(7月30日の現況高10,000-計画高5,000)-(8月8日の現況高9,000-計画高5,000) |
▎数量内訳書
詳細集計表で「+集計表で抽出」ボタンをクリックし、数量内訳書の名前を設定すると、数量内訳書が表示されます。
・「+アイテムを追加」ボタンをクリックすると、地質の細目と数量を追加し、詳細な数量を入力できます。
・右上の「エクセルファイルでエクスポート」ボタンをクリックすると、画面上の表をエクセル形式でダウンロードできます。
|
⚠️ 注意事項 「+アイテムを追加」で数量を入力した場合は、入力した数量の小計と日付別の合計が必ず一致する必要があります。 (一致しない場合は、上部に注意コメントが表示されます。) |
▎よくある質問
詳細集計表の日付を指定する際に、確認したい日付が表示されません。
正確な数量計算を行うため、以下のいずれかに該当する場合は対象外となります。
1. GCPまたはマーキングが行われていない場合
2. DSMが存在しない場合
3. 計画高ファイルまたは施工管理計画が存在しない場合
施工管理計画にアップロードする図面ファイルがありません。
測量ツールの「面積」を使用して区域を作成し、「印刷→DXF」を選択して、ダウンロードしてください。ダウンロードしたdxfファイルを施工管理計画にアップロードしてください。
基準面の「DTM」とは何ですか。
DTMとは、ドローン撮影画像から自動的に作成されたDSMから、数量算出に不要なオブジェクトを削除した数値地形モデルを指します。地図ツールの「DEM」をクリックし、「DTMの追加」ボタンを押すことで、DTMを作成することができます。
土工集計表が計算中のとき、ウェブページを閉じても問題ありませんか。
はい、ウェブページを閉じても計算は自動的に行われますので、問題ありません。
計画高や地盤はどう作成しますか。(データがアップデートされました)
計画高や地盤のtifファイルの作成が必要な場合や、データのアップデートにより再作成が必要となる現場については、お問い合わせください。(追加費用が発生する可能性があります)
施工管理計画の適用日や完了日を設定した場合は、どのような影響がありますか。
適用日以前および完了日以降の期間は、数量計算の対象外となります。
土工集計表の数量が実際の数量と異なります。
数値が異なる場合、以下の項目に問題がないかご確認ください。
- 計画高または地盤の適用日が正しいか。
- 施工管理計画の適用日と完了日が正しく設定されているか。
- 基準面の設定が適切か。
上記の項目に問題がなく、それでも数量計算に誤りがある場合は、お手数ですがお問い合わせください。
数量内訳書の数量を修正しましたが、詳細集計表には修正前の値が表示されます。
数量内訳書は、詳細集計表から抽出する時点の数量データを基に作成されます。そのため、数量内訳書作成後に修正があった場合は、新たに数量内訳書を抽出する必要があります。